プロスタグランジンの種類と油と、生理痛の関係

プロスタグランジンの種類と油と、生理痛の関係

生理痛の原因となっているプロスタグランジン。子宮の収縮を強める働きのほか、筋収縮作用、血管収縮作用、炎症作用があります。プロスタグランジンが分泌されることで生理痛の痛みを強めてしまうことがあるのですが、そのプロスタグランジンもいくつかの種類があるのです。その種類はなんと20種類以上といわれています。

そんななかでも、生理に関係しているのは、プロスタグランジンE2とプロスタグランジンF2αです。そしてこのほかにもプロスタグランジンE3というプロスタグランジンが関係しています。プロスタグランジンE2とプロスタグランジンF2αは、痛みを感じる原因となるのですが、プロスタグランジンE3は、プロスタグランジンE2とプロスタグランジンF2αと逆で、起こしすぎた炎症を抑えてくれたり、筋肉の収縮を緩和させてくれるなど、うまくバランスをとってくれるのです。本来ならば、このプロスタグランジンE3が痛みを調節してくれることになっているようです。しかし、現代人の食生活によってプロスタグランジンのバランスが崩れているといわれています。プロスタグランジンの材料となるのは油です。痛みを起こす原因となるプロスタグランジンE2とプロスタグランジンF2αの材料となるのは、肉や紅花油、ごま油、コーン油などのω6系といわれる油からつくられています。そして、抗炎症効果のあるプロスタグランジンE3は、魚や亜麻仁油、ナッツ類、キャノーラ油、緑黄色野菜などのω3系の油からつくられています。現代人は魚よりも肉が中心の食事となっています。それによってプロスタグランジンE2とプロスタグランジンF2αの原料となるω6系をとりすぎてしまっているのです。そして、プロスタグランジンE3のもととなるω3系の油は不足してしまっている人が多いのです。しかも、添加物や農薬などが加わることで、ω3系の油がプロスタグランジンE3に変換されにくくなるのです。

ω3系の油は、血液をサラサラにしてくれる効果があるといわれています。ですから、まとめていうと、血液がサラサラで、老廃物や毒素が少ないほうが、プロスタグランジンE3が作られやすく、それによって生理痛がおきにくくなるというわけです。大切なのは血液の質を高めることです。ω3系とω6系のバランスが大切ということなので、食生活を見直してみるといいのではないでしょうか。また、油は酸化が進みやすいので、大瓶よりも、あけたら早めに使い切れるように小瓶のほうがオススメです。