低血糖が生理痛の原因となる

低血糖が生理痛の原因となる

低血糖というのは、血糖値が低くなっている状態のことを言います。低血糖というと糖尿病等の人に起こることというイメージがありますが、一般的な人でも頻繁に低血糖状態は起きているのです。食後4から5時間後には自然と血糖値が下がることになっています。それによってお腹がすくという感覚が認識されるのですが、低血糖は、糖からエネルギー作る機能がうまく働いていない代謝異常をいいます。そして、この機能的に血糖の調節がうまくいかないことを機能的低血糖症といいます。高血圧は危険であるという認識は強いですが、実か低血糖のほうが体にとって悪影響を与えてしまっているのです。

低血糖になると、脳や体のあらゆる部分の機能が低下してしまうのです。血糖値が低くなると、血糖値をあげようとしてアドレナリンが排出されます。アドレナリンが排出されると体が緊張状態になり、ストレスがかかっている状態と同じになってしまいます。そのため、血管や筋肉が収縮し、骨盤内、そして全身の血液が滞ってしまいます。それが原因で低体温をおこしてしまい、生理痛も引き起こしてしまうのです。また、低血糖症になると、アドレナリンやインスリンが過剰に分泌されている状態が繰り返されるので、自律神経のバランスも悪くなってしまいます。そうなると女性ホルモンのバランスも乱れてしまい、生理とも関係してくるというわけです。また、生理痛だけではなく、生理前に起こるPMSの原因ともなるといわれています。

生理前になると甘いものが食べたくなったり、ついつい食べ過ぎてしまうという人も多いと思いますが、それも黄体期は、低血糖になりやすいために起こることです。甘いものを食べすぎると余計に低血糖の状態を招きやすくなり、生理痛やPMSを悪化させてしまうことにつながります。生理痛がつらいときなどは、できるだけCI値が低い玄米や甘みのある野菜などをとるようにしたり、食事回数を増やし長い時間空腹にならないようにするということも大切です。