生理の出血量と生理痛の関係

生理の出血量と生理痛の関係

生理のときの経血。多い人、少ない人と、個人差があるのですが、一般的に経血の量というのはどれくらいなのでしょうか。正常な経血は、毎月50から120グラムといわれています。経血の量には倍以上の差があるのですね。ここからも個人差は大きいということがわかります。生理用品にも多い日用と少ない日用というものがあり、日によって経血の量も違います。一般的には2日目が一番多く、その後少なくなっていきます。一番経血が多い2日目でも、2時間おきくらいにナプキンなどを交換すればいいくらいの量が正常範囲ということです。これよりも極端に経血が多い場合は、過多月経、極端に少ない場合は過少月経といいます。過多月経の場合、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因となっていることもあります。

経血と一緒にレバーのような血の固まりが出る場合には注意が必要のようです。生理は子宮内膜がはがれて排出されているのですが、普通は固まりになって出てくることはないのです。スムーズに排出するため、経血には血液を固めないようにする酵素が含まれています。それでも固まってしまうのは、酵素の働きが間に合わなくなるほどの経血の量ということになります。固まった経血を排出するには、強い子宮収縮が必要のため、生理痛が強まってしまうのです。ですから、出血量と生理痛は関係がないとはいえないようです。出血量が多く、生理痛も伴い、レバー状の塊がでるようなら、一度病院で検査をしてみたほうがいいかもしれませんね。

30代後半になると、ホルモンの分泌量が減少するため、経血も少なくなってくる傾向にあります。しかし、20代や30代前半はまだ女性ホルモンも活発です。それなのに、経血が極端に少なかったり、月経が短かったりする場合には無排卵などの可能性もあります。気になる場合には、基礎体温をつけ、排卵の有無を確認してみるといいでしょう。経血の量は人と比べることができないので、自分が多いか少ないかということは感覚でしかわかりません。しかし、今までと経血の量が極端に違ったり、生理期間が短くなったり長くなったりする場合には、何か病気が隠れていたり、無排卵であることも考えられます。気になる症状がある場合には、早めに婦人科を受診しましょう。