10代の生理

10代の生理

女性の思春期の始まりは9歳から11歳ころ。胸が膨らみだし、わき毛や恥毛がはえだし、体つきもまるみをおびて女性らしくなっていきます。そして、14さいころまでに生理を迎えます。初めての生理のことを初経といいます。初経の年齢は個人差がかなり大きく、早くても遅くても多少なら心配することはないようです。最近は初経を迎える年齢も早まってきているといわれています。医学的には10歳未満で始まった生理は異常とみなされるようですが、ホルモン分泌が早まったことが原因の場合が多いため、7歳以上なら治療を行うことはないようです。年齢を重ねるとともに、成長と発育のバランスが取れてくることが多いようなので、あまり心配する必要はなさそうです。逆に16歳以降に初経を迎える、遅発性月経ですが、初経の後順調に生理があるのなら心配する必要はないようです。18歳以上になっても生理が始まらない場合、原発性無月経といい、何か病気が原因となっている場合が多いようです。原因はいろいろ考えられるので、まずは病院を受診しましょう。

思春期は体が急激に変化するので、心と体がアンバランスになりがちで、戸惑ってしまう子も多いのではないでしょうか。生理周期は通常25日から38日程度ですが、生理が始まったばかりの10代は、周期が数年安定しないことが多いようです。ほとんどが無排卵月経ですが、周期が安定していくとともに排卵を伴う生理となっていきます。そして、排卵を伴うようになると、性成熟期に入っていきます。排卵をともなう生理が始まると生理痛を感じる人が多いようです。子宮の収縮が強く起こるために生理痛を引き起こしているものなので、病気ではありません。ですが、中には学校に行くのもつらいというほどの痛みがある人もいて、その状態を月経困難症といいます。月経困難症は10代の場合、病気が原因のものであることはほとんどないようですが、中には病気のサインの場合も考えられます。あまりにもつらいときには病院を受診するといいでしょう。