正常な生理と異常な生理とは?

正常な生理と異常な生理とは?

見た目や性格が全く同じ人がいないように、体格や性格が違えば生理も人それぞれ違います。ただ、人とは違うといっても、異常な生理である場合には、病気が隠れている場合もあるので、どのような生理が正常で、どのような生理が異常なのかということを知っておくといいでしょう。

まず、正常な生理です。正常な生理の場合、周期は28日から38日ほど。ずれがあっても2日から5日ほど前後するくらいです。ただ、ストレスもホルモンに大きく関係するので、1週間ほどの遅れが出る場合もあるようです。生理の期間は3日間から7日間ほどで、量は20から140mlほどでこちらも個人差があります。生理痛があっても、普通にいつもどおりの生活が送れて、鎮痛剤を飲むことで和らぐくらいなら正常であるといえるでしょう。異常な生理というと、いろいろな場合があります。

まずは、頻繁月経です。頻繁月経とは1ヶ月に2回から3回生理が来る状態のことをいいます。ホルモンバランスが崩れやすくなる更年期近くの方に多く、ホルモン治療が必要となります。まずは、基礎体温をつけて排卵があるかどうかを調べてみるといいでしょう。排卵がない場合は無排卵性頻発月経といい、排卵があっても生理から排卵までの期間が短い場合には卵胞期短縮頻発月経。排卵後から生理までの期間が短いものは、黄体機能不全型頻発月経といいます。ただ、生理ではなく不正出血ということも考えられるので、月に何度も生理が来るようなら婦人科を受診することをおすすめします。

また、逆に生理の周期が39日以上と長すぎる場合のことを希発月経といいます。排卵があるのならそれほど大きな問題ではありませんが、排卵がない場合、無月経や不妊症などの原因となってしまうことがあります。希発月経も、ホルモン治療が必要となります。月経期感が8日以上と長引いたり、怖いくらいの多量の出血があったり、レバー状の大きな固まりが出るという症状がある場合、過多月経と考えられます。こちらもホルモンバランスの乱れの可能性があります。それだけではなく、卵巣が原因となっている場合や、子宮筋腫、子宮腺筋症などの可能性も考えられます。

それとは逆に3日以内で生理が終わってしまったり、出血が多いはずの2日目でナプキンを交換しなくてもいいくらいの少量しか出血しない場合、無月経の前兆かもしれません。また、それは生理ではなく、着床出血といわれ、妊娠している可能性もあるようです。どちらの場合にも受診することが必要となります。もし、生理が異常かもしれないと不安を感じたら、まずは病院に受診してみることをおすすめします。