子宮筋腫と生理痛の関係

子宮筋腫と生理痛の関係

実は5人に一人の女性にあるといわれている子宮筋腫。自覚症状のない場合もあるので、自分は大丈夫と思っていても、子宮筋腫が有る場合もあるようです。子宮筋腫とは、子宮にできる良性の腫瘍です。大きさも、小豆くらいの大きさのものから、握りこぶしほどの大きさのものとさまざまで、数も1個の場合や10個以上ある場合もあります。どうしてできるのかという原因ははっきりしていませんが、他の部分に転移したり、組織を壊すというようなことはありません。閉経後は改善するものなので、症状がない場合には治療をしなくても大丈夫のようです。子宮筋腫もできる部位によっていくつかに分けることができます。

まずは、筋層内筋腫です。筋層内筋腫は、子宮の壁の中にできるもので、腫瘍が大きくなると子宮内部が変形してしまうことがあります。すると子宮内膜の表面積が大きくなるため、過多月経といい出血量が増えるのです。また、子宮の収縮も強くなるので生理痛も悪化してしまいます。筋層内筋腫は受精卵が着床しにくくなってしまい、不妊につながるとも言われています。

子宮の外側に突き出すように腫瘍ができるのは、しょう膜下筋腫です。腫瘍が大きくなっても自覚症状がないことが多いようです。場所によっては、濃厚などを圧迫してしまうので、頻尿や便秘、下腹部の痛みなどを引き起こしてしまうこともあるようです。

粘膜下筋腫は子宮内膜の粘膜下にできる筋腫です。粘膜下筋腫は腫瘍が小さい場合でも月経過多や不正出血の原因となってしまいます。そして、不妊につながりやすいともいわれています。

子宮筋腫の治療には低用量ピルを使用する場合があります。排卵を止め、子宮内膜を薄くしてくれるので、月経過多改善に効果的です。子宮筋腫が原因で不妊や流産を引き起こしたり、生理痛が強い場合などには、手術によって筋腫を摘出する場合もあります。手術方法は子宮ごとすべて取り除いてしまう全摘出術、筋腫だけを取り除く筋腫核手術があり、どちらを選択するかは金主の位置や大きさ、年齢、妊娠を希望しているかどうかなどを踏まえ、医師や家族と相談しながら決めるようです。カテーテルを使った、体にメスを入れない手術法もありますが、保険適応ではないので、手術法もしっかりと相談して行ないましょう。