一般的に処方される生理痛(気の乱れ)用の漢方

一般的に処方される生理痛(気の乱れ)用の漢方

気の乱れが原因となっている「生理(月経―思春期以後の女性で、卵巣周期に伴う性ホルモンの変化によって、子宮粘膜が周期的に変化し、受精卵の着床がないと、平均28日ごとに内膜が剥離して、出血することであり、これが数日間持続すること)痛」には、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」が一般的に処方されています。「漢方(古代から近世までに、大陸から断続的に伝来する経験医学を独自に体系化した、日本固有の医学)」では、血流の異常のことを「お血(おけつ)」と呼んでいて、「血虚(けっきょ、顔面淡白・顔面萎黄、手足のしびれ、爪甲色白、不眠、動悸、舌質淡、月経失調などの症状)」という概念で捉えているのです。お血は、血流停滞、血虚は血流不足とされています。女性の月経トラブルを含めて、いわゆる「血の道症(月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる、精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のこと)」には、そのような血流異常を改善する方剤が使われるのが一般的です。