生理時の腹痛の主な原因

生理時の腹痛の主な原因

生理(月経)痛を伴う際には、まずその痛みが「器質性(きしつせい)」であるのか、「機能性(きのうせい)」であるのかを、しっかりと認識するべきです。月経痛の理由は、大きく分けて2つ存在します。まずは、子宮や卵管などに何か器質性の、つまり目にみえるはっきりした異常があって、痛みが引き起こされる場合です。これを「器質性月経困難症」と呼んでいます。器質性月経痛の場合、「子宮内膜症(子宮内膜やそれに類似した組織が子宮内腔や子宮体部以外の骨盤内で増殖する疾患であり、月経周期に一致して増殖・出血・再生を繰り返し、障害を起こす、子宮内膜の組織が、子宮腔以外の部位に生じる病気)」、「子宮腺筋症(悪性疾患ではないが、強い月経痛や月経過多がみられ、日常生活に支障をきたす場合が多い、子宮内膜の組織が子宮の筋層内に潜り込んで増殖する病気)」、「子宮筋腫(子宮の平滑筋と結合織線維の異常増殖によって結節をつくる良性腫瘍で、婦人科領域における腫瘍中もっとも多いとされている)」、「子宮の奇形」などが、原因として考えられています。