生理痛用語「プロスタグランジン」とは1

生理痛用語「プロスタグランジン」とは1

生理痛のタイプの2つめで挙げられた、機能性月経困難症は、「プロスタグランジン」の過剰分泌による生理痛です。このプロスタグランジンは、子宮の内側を覆っている膜であ「子宮内膜(受精卵が着床しない期間は、周期的に一部が脱落して、月経が起こる)」から作られています。そして、子宮を収縮させて、血液を排出させる働きを有しているのです。プロスタグランジンについての詳細は、日本産科婦人科学会が編纂している「産科婦人科用語集・用語解説集」に掲載されています。これによると、プロスタグランジンは、最初は前立腺(アルカリ性の乳白色の液を分泌して精液成分となる、膀胱の頸部と尿道とを輪状に取り巻いている栗大の腺)にあたるプロスタータに由来しており、精液中に存在することによって、子宮筋を収縮し、そして弛緩させる物質として知られていたそうです。だからこそ、その名称が、プロスタグランジンとなったのです。それからプロスタグランジンが、人間のあらゆる組織や、体液中において、微量にも関わらず、存在している十数種類が発見されたのです。