薬物療法による生理痛緩和1

薬物療法による生理痛緩和1

生理痛を緩和させる方法の1つに、薬物療法があります。その中でも、「低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬」は、特に有効だと考えられています。低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬には、卵胞ホルモンであるエストロゲンと、黄体ホルモンであるプロゲスチンという、2つの女性ホルモンが含まれているのです。これによって、排卵を一時的にでも休止させることで、生理に伴う痛みや、そのほかの症状をも改善してくれるのです。また、「鎮痛剤(NSAIDs、痛みを取り除いたり軽減したりするために用いる医薬品)」も良いと言われています。生理痛は、そもそも生理時において、子宮の収縮を促す物質である「プロスタグランジン(動物の臓器や組織に微量存在する一群の生理活性物質)」の分泌量が多いことによって、強い痛みを感じる仕組みになっています。鎮痛剤には、この成分を抑える働きが含まれているのです。その効果を高めるためには、痛みがありそうだと感じたら、すぐに飲むことが重要です。