生理痛を伴う月経の社会的位置付け2

生理痛を伴う月経の社会的位置付け2

生理痛は、非常にデリケートな問題になります。だからこそ、特に上司が男性の場合には、本当に生理が原因で、就労が困難な状態にあるのかどうか、判断に迷ってしまうことになります。また、この制度を悪用して、不正に休暇を取得する人も少なくないと言われており、生理休暇を取得して旅行をしていたなど、休暇の目的に反していた事実が、職場に公表されたことで、懲戒処分を受けたという例も少なくないそうです。近代以前の世界観としては、月経は「穢れ」であると考え、忌避されていた国や地域が多かったそうです。日本においても、インドや中国から文化的な影響を受け、以前は月経中の女性は、お宮参りなどの神事に参加することが出来なかったそうです。現在でも、ごく少数の社寺では、女性の神事の参加を禁止している所もあります。大相撲の土俵も、女人禁制です。これは、相撲が本来、神前で行うものだった名残だそうです。日本の古い慣習として、初潮を迎えた女性に対して、赤飯を炊いて祝う家庭がありました。現在は、それに倣う家庭は非常に少ないそうです。また、生理用品のCMでは、特に経血は青色や緑色の着色水で表現されています。これは、透明では分かりにくいこともありますが、赤だと生々しいことからきています。テレビにおいても、夕飯時などのいわゆるゴールデンタイムでは、生理用品の放映は禁止するといった規制も存在しています。