帯下における重大な異常

帯下における重大な異常

病的な帯下においての具体的な例として、代表的なものが「性器カンジダ症」です。性器カンジダ症は、カンジダという真菌が、性器に感染して生じる感染症になります。特に女性の膣に起きる場合が多く見られ、それをカンジダ膣炎、膣カンジダ症などと呼んでいます。もう1つ例として挙げられるのが、「トリコモナス症」です。トリコモナス症は、原生生物(生物の分類の1つであり、真核生物の中でも、菌界にも植物界にも動物界にも属さない生物の総称)においてのトリコモナスを原因とする、哺乳類や鳥類の感染症の総称になります。人間の場合は、一般的に「性行為感染症(STD、性行為によって感染する病気の総称)」の1つであり、直接的には膣トリコモナス症を指しますが、その他にも、大腸に感染することによって、下痢を引き起こす腸トリコモナス症などとしても周知されています。家畜の場合、「家畜伝染病予防法(家畜の伝染性疾病の発生の予防やまん延の防止について定めた法律)」において、届出伝染病に指定されているのです。