月経前症候群(生理痛)の治療1

月経前症候群(生理痛)の治療1

生理痛を伴う月経前症候群の場合、その原因が明確になっていないことと同様に、完全とされる治療法は、実は未だに見付かっていません。現状においては、「対症療法」を行うしかないわけです。対症療法とは、表面的な症状の消失や緩和を主な目的とする、治療法の1つです。一般的には、あまり望ましいものではないという認識がされています。対症療法に対して、症状の原因そのものを制御する治療法のことは、原因療法と呼ばれています。また、原因の項で説明した通り、その症状には個人差があり、ある特定個人に効果が見られた治療法が、別の個人に効くとは限らないのです。一般的に用いられている、対症療法について見ていきます。まずは、「低用量ピル」を使ったホルモン療法になります。低用量ピルは、経口避妊薬(けいこうひにんやく)とも呼ばれ、主として避妊(受精や受精卵の着床を妨げ、起こり得る妊娠や望まない妊娠を避けることの総称)に用いられる女性ホルモン剤になります。日本においては、通常ピルと呼ばれているものです。