月経前症候群(生理痛)の原因2

月経前症候群(生理痛)の原因2

生理痛を伴う月経前症候群の原因とされる説のうち、水分貯留症状や低血糖類似症状の観点から、「レニン」・「アンジオテンシン」系の異常だとするものが存在します。レニンは、アンジオテンシノーゲンのペプチド結合を分解することにより、アンジオテンシンIを合成するタンパク質分解酵素の1種になります。アンジオテンシノーゲン中において、非常に特異的なペプチド配列を認識して分解する作用があります。また、アンジオテンシンでは、ポリペプチドの1種になります。昇圧作用を有する生理活性物質であり、アンジオテンシンIからIVの4種からなります。その中でも特に、アンジオテンシンIIからIVに関しては、心臓収縮力を高めることから、細動脈を収縮させることによって、血圧を上昇させる働きがあるとされています。それに加えて、「セロトニン」などの神経伝達物質(シナプスで情報伝達を介在する物質)が異常に分泌することも、大きく関係していると言われています。セロトニンの別称としては、5―ヒドロキシトリプタミン(略称5―HT)は、動植物に広く分布しており、生理活性アミン、インドールアミンの1種だと言われています。人間の場合では、生体リズム、神経内分泌、睡眠、体温調節などに関わってきます。