生理はどのように起こるのか?2

生理はどのように起こるのか?2

前項にて、月経周期においては、それぞれに時期があることに触れました。詳細としては、まずは「増殖期(ぞうしょくき)」で、これは月経によって、前周期の子宮内膜が排出された後を指し、次の排卵に向けて、再び増殖していく時期にあたります。また、ここで見られる増殖は、「卵巣(卵子のもとになる卵細胞を維持・成熟させてその後に放出する器官)」内で育っていく予定の、繊維・血管の外被であり、有核細胞である卵胞上皮細胞の内被、そして卵子の浮遊している透明なアルブミン溶液である卵胞液からなる「卵胞」より、分泌される卵胞ホルモンである「エストロゲン(受容体が細胞内にあるステロイドホルモンの1種)」によって、もたらされると考えられています。エストロゲンの受容体複合体は、核内へと移動して、特定の遺伝子の転写を活性化します。排卵日頃までには、およそ10ミリほどへと急速に増殖します。次に、「分泌期(ぶんぴつき)」です。この時期では、増殖した子宮内膜が成熟することにより、着床に適した状態を整え、受精卵を待ち受けることになります。これは、およそ2週間続くと言われています。